私自身、書評をときおり頼まれるので、感覚的にわかるのだけれど、
今度の『天才と名人 中村勘三郎と坂東三津五郎』は、物語性が強く、
評論として扱う論点がむずかしい。
「私の本は、これまで書評に恵まれてきたけれども、今回は出ないかもしれませんよ」
と入稿のときに担当編集者に断りをいれていたほどだった。
諦めかけていたところに、演劇評論家の渡辺保さんが、
五月二十二日付毎日新聞に、懇切な書評を書いて下さった。
毎日新聞のサイトから、無料で読めるようです。
以下は、文春プロモーション部のtweetから引用します。
毎日新聞で『天才と名人 中村勘三郎と坂東三津五郎』(長谷部浩/文春新書) ow.ly/t1Zw300rS4z を渡辺保さん(演劇評論家)がご紹介くださいました。「どんな映像よりも強く、二人の息吹がこの本から立ち上って来る」 #歌舞伎
今週の本棚:渡辺保・評 『天才と名人−中村勘三郎と坂東三津五郎』=長谷部浩・著 二人の遺した歌舞伎への「警告の書」 - 毎日新聞 ow.ly/KWsO300rS8N #歌舞伎