長谷部浩ホームページ

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2017年11月30日木曜日

【閑話休題70】キーボードとコーヒーの険悪な関係

 遠い昔は、原稿用紙や筆記用具にこだわりがあった。もっとも長く使ったのは、白水社の社用原稿用紙とモンブラン、もしくはペリカンの万年筆だった。原稿用紙も万年筆もいつしか手紙を書くときの用具となった。
 割合早い時期からワードプロセッサーを使ってきた。専用機からMACに替えてからは、原稿用紙ソフトを用いて書いている。初期は「たまずさ」。更新がなくなってからは、「iTextPro」に切り替え、今に至っている。
 筆記用具にあたるのは、コンピュータとキーボード、マウスである。もっとも、画像編集などはまず行わないので、CPUのパワーや早いグラフィックカードは必要ない。むしろストロークの深いキーボードと、滞りのないマウスとマウスパッドの方がずっと重要だ。
 キーボードについては、HHKBのProfessional.JPを愛用している。万一、コーヒーをこぼしたりする悲惨時にそなえて、控えを準備している。なにしろ、このキーボードがなければ仕事にならないので用心のためである。もっとも、原稿以外のメールなどを書く分にはさしたるこだわりはない。純正のキーボードを使うこともあるが、深いストロークになれているので、かちゃかちゃうるさい音をたててしまう。
 ふっとハッピーハッキングのHPを見たら、知らないうちにBluetooth搭載モデルが発売されていた。少し迷ったが、机周りのコードの乱れが気になるので、思い切って発給してみた。たぶん明日、自宅に届くだろう。Bluetooth以外は、以前の通りのキータッチや配列を望んでいる。身の回りの用具については、新しいもの好き、かつ保守的でありたい。