ずいぶん前になりますが、菊之助さんと東日本大震災のためのチャリティ舞踊会を開いたとき、予算の関係で、清元なら清元の曲で三番並べなければならないことがあり、「なるほと、こんなふうに使うのだな」と納得しました。
左に並んでいるのは、日本舞踊辞典(郡司正勝編)。編者の目がゆきとどいたコンパクトな一冊。よっこらしょと大きな事典を開くまでもない場合に使います。
書いていて思ったのですが、このような種類の本は、すでに必要な人は持っているから、紹介する意味はあまりないのかな。
次回からは、ちょっと、演劇、舞踊から離れて選書してみます。
