2015年4月13日月曜日

【閑話休題8】平成中村座の劇評について

今月は浅草寺境内で平成中村座の公演が行われている。すでに二日目には観劇を済ませた。舞台の内容も意欲的なもので、このブログでも劇評を書いてみたいのだが、この公演に関しては雑誌演劇界から劇評を依頼されている。すでに原稿を書き終わって、ゲラを待っているタイミングだが、さて、このブログではどうしようか考えていた。
演劇界の劇評は四○○字詰原稿用紙八枚。十分とはいえないまでも、かなりの紙幅がとってある。このブログに劇評を書くと内容的にどうしても重複してしまう。歌舞伎の劇評を書き始めたのは、この演劇界あってのことなので、義理立てしたい。演劇界が発売になってから、形を変えて書くことも考えたが、まったく違った原稿を書けるかというと自信がない。
これからもこういったケースが起こると思うが、そのときどきで対処していきたい。場合によっては、雑誌とブログを並行させるときもあるかもしれません。とりあえず今月に関しては、今のところ、ブログに劇評を載せることをためらっています。どうぞ、ご理解をお願いしたいと思っています。